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NEWS / HEADLINE - 2018.3.22

来たるべき「(人工)生命」の未来とは。世界初の合同カンファレンスが東京で開催!

来たるべき「ALife(人工生命)」の未来を模索する人工生命国際会議「ALIFE 2018」が、複雑系科学研究者の池上高志が率いる「ALIFE Lab.」主催のもと、日本科学未来館にて開催される。会期は7月23日〜27日。

人工生命国際会議「ALIFE 2018」 キービジュアル

 既存の生命に限定するのではなく、可能性としての生命を理解する学問「Alife(=人工生命、Artificial Lifeからの造語)」。これはコンピュータ技術や生化学によって人工的に「生命」のシステムをつくりだそうとする研究活動であり、1986年に理論物理学者 クリストファー・ラングトンが命名し、30年以上の歴史を持つ。87年にアメリカでスタートした人工生命の国際会議も今年で30年目を迎え、これまで隔年で開かれていたアメリカとヨーロッパでの人工生命の国際会議を統一、東京で初となる国際会議が開かれることになった。

 その記念すべき第1回目のテーマは「Beyond AI」。昨今、驚くべきスピードでAI(Artificial Intelligence)の技術が進歩するなか、ALife(Articial Life)では、AI、ロボット、バイオロジー、アートといった幅広い側面から、テクノロジーと人間や生命の新たなあり方を探求する。

 登壇者には、掃除機ロボット「ルンバ」の開発者であり、MIT人工知能研究者所長のロドニー・ブルックス、タクシーサービス「Uber」内、「AI Labs」設立メンバーであり研究主任のケネス・O・スタンリー、ロボット工学者の石黒浩や、あらゆる動物や人工物に憑依できるゲーム『Everything』で数々の賞を受賞したアーティスト・アニメーターのデビッド・オライリーをはじめ、多彩な登壇者が世界各国から集結。

 またカンファレンスに先駆け、アーティストの作品展示やパフォーマンス、アートとテクノロジーのハッカソン「Art Hack Day」のアワード受賞者展示、子供向けワークショップ「ALife for Kids」も開催予定だという(詳細は後日発表)。

 初の試みとなる合同カンファレンスの内容もさることながら、従来的な国際学会のイメージとは異なる多彩なプログラムにも注目したい。

 

information

ALIFE 2018

会期:2018年7月23日〜27日
会場:日本科学未来館
住所:東京都江東区青海2-3-6
電話番号:03-3570-9151(代表)
料金:入場無料

event

プログラム詳細

7月22日:プレカンファレンス(完全招待制トークイベント)
7月23日〜27日:メインカンファレンス(学会形式:5日間)
7月23〜27日(予定):子供向けワークショップ
6月中旬〜(予定):アート展示(ALIFEアワード、Art Hack Day受賞作品など)

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