2018.3.7

賞金総額520万円! 「シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション」が10年ぶりに開催

1999年から2008年までの10年間にわたり開催されていた「シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション(SNDC)」が10年ぶりに再開。「しるしの価値」をテーマに、喜多俊之、後藤陽次郎、中村勇吾、原研哉、深澤直人の5人を審査員に迎えて作品を募集する。

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 「シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション(SNDC)」は印章・スタンプ・文房具等の大手メーカー・シヤチハタの公募型コンペ。1999年にスタートし、以降2008年までの10年間にわたって開催された。このコンペが今年、10年ぶりに再開される。

 今回のテーマとなるのは「しるしの価値」。自分にとっての「しるし」(アイデンティティ)を表すプロダクト、もしくは仕組みを募集する。応募資格は個人またはグループ・企業・団体で、年齢・性別・職業は不問。

 審査員は、喜多俊之(プロダクトデザイナー、喜多俊之デザイン研究所代表)、後藤陽次郎(デザインプロデューサー、デザインインデックス代表)、中村勇吾(インターフェースデザイナー、tha.ltd代表)、原研哉(グラフィックデザイナー、日本デザインセンター代表)、深澤直人(プロダクトデザイナー、NAOTO FUKASAWA DESIGN代表)といった、デザイン界の第一線で活躍する5人が務める。またこれに加え、特別審査員として舟橋正剛(シヤチハタ代表取締役社長)、岩渕貞哉(『美術手帖』編集長)も参加。多様な視点から新生「シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション」にふさわしい作品を選出する。

審査員。左から原研哉、後藤陽次郎、喜多俊之、深澤直人、中村勇吾

 なお、賞はグランプリ(1点)が賞金300万円、準グランプリ(2点)が50万円、審査員賞(5点)が20万円、特別審査員賞(1点)が20万円となっており、全受賞作が同コンペの公式サイトで公開されるほか、都内での展示も予定されている。