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NEWS / EXHIBITION - 2018.1.22

錦絵をとおして江戸時代と歌川国貞の魅力を知る。8年ぶりの「歌川国貞展」が静嘉堂文庫美術館で開催

静嘉堂文庫美術館で、19世紀前半を代表する浮世絵師・歌川国貞の展覧会が開催されている。静嘉堂が所蔵する国貞の錦絵を一挙公開する本展の会期は2018年1月20日から3月25日。

歌川国貞(三代歌川豊国) 仁木弾正左衛門直則 五代目松本幸四郎 1863(文久3年) (前期展示)

 「綿のように美しい」と称えられた多色槢の浮世絵木版画「綿絵」は、江戸時代の庶民を大いに沸かした。浮世絵師・歌川国貞(1786〜1864)は、江戸時代後期から末期にかけて活動。若くから頭角を現し、三代豊国を名乗ってからは多くの門人を率いた。

歌川国貞 北国五色墨(花魁) 1815(文化12年) (前期展示)

 なかでも美人画と役者絵を得意とした国貞。静嘉堂文庫美術館で8年ぶりの国貞展となる本展では、大首絵や風俗画など、多彩な作品を展覧。登場人物もさまざまで、吉原に住む5人の女性の各階層の立ち居振る舞いを艶やかに描いた《北国五色墨(花魁)》から、鼻高(はなたか)幸四郎の異名を持つ、歌舞伎役者の五代目松本幸四郎を表した《仁木弾正左衛門直則 五代目松本幸四郎 秋野亭錦升 後 錦紅》まで、静嘉堂が誇る国貞が描く”粋な仲間たち”が一堂に集結する。

 光に当てることなく保存されてきた静嘉堂の錦絵。会場では、その名の由来となった鮮やかな色彩を保持した作品が展示される。江戸情緒を湛えた代表作を一挙公開する本展で、江戸の人々の日常を垣間見ることができるだろう。

information

歌川国貞展 〜錦絵に見る江戸の粋な仲間たち〜

前期:2018年1月20日~2月25日
後期:2018年2月27日~3月25日
会場:静嘉堂文庫美術館
住所:東京都世田谷区岡本2丁目23番1号
電話番号:03-3700-2250
開館時間:10:00〜16:30 ※入館は16:00まで
料金:一般 1000 円 / 大高生 700円 / 中学生以下 無料
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)

event

粋でイナセな浮世絵師、歌川国貞
日時:2月10日 13:30〜15:00
講師:小林忠(岡田美術館館長)
 
江戸美人の流行通信
日時:2月24日 13:30〜15:00
講師:村田孝子(ポーラ文化研究所シニア研究員)
 
私と国貞(仮題)
日時:3月10日 13:30〜15:00
講師:ロバート・キャンベル(国文学研究資料館館長)
 
おしゃべりトーク「桃山風俗画私論」
日時:3月3日 13:30〜15:00
講師:河野元昭(静嘉堂文庫美術館館長)
 
司書による作品解説
日時:
1月27日、3月17日 11:00〜
2月15日、3月22日 14:00〜
 
※すべて会場は地下講堂、定員120名(当日、開館時より整理券配布 ※整理券はお1人様につき1枚限定)

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