バンクシー作品のNFTからクリスティーズ香港の新本社まで:いま知るべきアートマーケットニュース

7月24日〜30日に世界の主要メディアで取り上げられた、アートマーケットに関するニュースをまとめてお届けする。

バンクシー《Spike》のNFT(スチール) 出典=Valuartのウェブサイトより

バンクシー作品のNFTがオンラインオークションで競売

 2005年、バンクシーがヨルダン川西岸地区の分離壁の一部に「Spike」という言葉を書いた作品を発表。《Spike》と名付けられたこの作品は、NFTとしてマーケットプレイス・Valuartに出品され、7月30日まで行われたオンラインオークションで65イーサリアム(約15万ドル)で落札された。物理的な作品を所有するイタリア人オペラ歌手のヴィットリオ・グリゴロが出品したこのNFTには、夕日のなかでゆっくりと回転する《Spike》のCGIアニメーションのほか、グリゴロが歌ったアリアも含まれている。バンクシーはこのNFTに関与していないにもかかわらず、Valuartは法的な問題がないと主張。また、落札価格の50パーセントは、パレスチナ自治区で活動する「国境なき医師団」をはじめとする、暴力的な紛争を経験した人々を支援する様々な慈善団体に寄付されるという。(ARTnews

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