週刊「世界のアートマーケット」:《モナ・リザ》複製画の競売結果からゴミ処理場で発見されたデヴィッド・ボウイ作品の落札まで

6月19日〜25日に世界の主要メディアで取り上げられた、アートマーケットに関するニュースをまとめてお届けする。

290万ユーロで落札された「ヘッキングのモナ・リザ」(17世紀初頭) 出典=クリスティーズのウェブサイトより

《モナ・リザ》の複製画が予想落札価格の約10倍で落札

 17世紀初頭につくられたレオナルド・ダ・ヴィンチの《モナ・リザ》の複製画が、6月18日まで開催されたクリスティーズのオンラインセールにて290万ユーロで落札され、予想落札価格20万〜30万ユーロを遥かに上回る結果となった。同作は17世紀初頭にダ・ヴィンチの追随者によって制作されたものとされており、1950年代にこの作品をフランス・ニース地方の骨董屋から購入したコレクターのレイモンド・ヘッキングにちなんで、「ヘッキングのモナ・リザ」とも呼ばれている。ヘッキングはルーヴル美術館の《モナ・リザ》の真正性を疑い、自分の作品こそがオリジナルであると主張し、その擁護に多大なエネルギーを注いだ。(The Art Newspaper

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