週刊「世界のアートマーケット」:問題となったアンディ・ウォーホルのNFTから今年市場トップ3のアーティストまで

5月22日〜28日に世界の主要メディアで取り上げられた、アートマーケットに関するニュースをまとめてお届けする。

アンディ・ウォーホル Untitled(Self-Portrait) 出典=クリスティーズのウェブサイトより

クリスティーズが出品したアンディ・ウォーホルのNFT作品はなぜ問題となったのか?

 クリスティーズが「アンディ・ウォーホル:マシンメイド」と題されたオンラインオークションを5月27日までの1週間限定で開催した。同セールでは、あまり知られていなかったウォーホルのデジタル・アート作品5点をNFT形式で出品し、それぞれが1万ドルから入札できた。これらの作品はウォーホルが1985年に「コモドール・インターナショナル」社から贈られたパーソナルコンピューター「Amiga 1000」を使って制作したもの。データは2014年まで行われた修復プロジェクトで復元されたが、同プロジェクトに関わった人々はこの復元されたものこそとオリジナルだと主張。クリスティーズが販売したNFTの真正性について疑問を呈し、批判している。(ARTnews