週刊「世界のアートマーケット」:バスキア「髑髏」シリーズの競売から奈良美智のオークション記録まで

4月24日〜30日に世界の主要メディアで取り上げられた、アートマーケットに関するニュースをまとめてお届けする。

ジャン=ミシェル・バスキア In This Case 1983 出典=クリスティーズのウェブサイトより

バスキア「髑髏」シリーズの最後の1点がクリスティーズに出品

 5月11日にクリスティーズ・ニューヨークで開催される21世紀美術イブニングセールに、ジャン=ミシェル・バスキアの《In This Case》(1983)が出品される。同作は、バスキアが1983年に制作した、「髑髏」をモチーフにした絵画3点のうちのひとつ。ほかの2点は、それぞれロサンゼルスの私設美術館「ザ・ブロード」と、ZOZOの創設者・前澤友作に収蔵されている。後者は2017年に1億1000万ドル以上で落札され、バスキアおよびアメリカ人アーティストのオークションでの過去最高額を記録した。今回の出品作は、2018年にパリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンで行われたバスキアとエゴン・シーレの回顧展で展示され、予想落札価格は5000万ドル以上と推定されている。(プレスリリース)