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ギイ・ブルダンの写真展から聖林寺十一面観音まで、今週末に見たい展覧会ベスト3
今週開幕した、または9月12日までに閉幕する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。なお緊急事態宣言のため、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
今週開幕した、または9月12日までに閉幕する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。なお緊急事態宣言のため、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
野外に点在する作品を、六甲山の豊かな自然のなかで楽しむことができる芸術祭「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」が今年も開催される。会期は9月11日〜11月23日。
高校生・矢口八虎が美術大学受験に邁進する姿を描く山口つばさのマンガ作品『ブルーピリオド』のテレビアニメが10月1日より放送を開始。NETFLIXでは9月25日より配信が始まる。
9月30日(日本時間10月1日)、アメリカ・ロサンゼルスのミラクルマイルにアカデミー映画博物館がオープンする。オープニング展覧会には宮崎駿のアメリカ初の回顧展「Hayao Miyazaki」などがラインナップされる。
アイ・ウェイウェイなどのアーティストによる政治的に挑発的な作品の画像が、香港のヴィジュアル・カルチャーミュージアム「M+」(エムプラス)のリニューアルしたウェブサイトから削除された。
2022年2⽉2⽇に開館する⼤阪中之島美術館の2022年度展覧会スケジュールが発表。モディリアーニや岡本太郎、ロートレックとミュシャ、具体美術協会など、多彩なラインナップがそろった。
ファッション誌のみならず、シャネルやシャルル ジョルダンなど様々なブランドの広告も手がけたギイ・ブルダン(1928〜1991)。その写真展「The Absurd and The Sublime」が、東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで始まった。会期は10月24日まで。
現代美術家・梅津庸一の個展「梅津庸一 ポリネーター」が東京・神宮前のワタリウム美術館で開催。絵画作品約100点、陶芸作品約200点、映像作品3点を作家自身がキュレーションする。会期は9月16日〜2022年1月16日。
画家・安野光雅(1926〜2020)の追悼展が横浜髙島屋で開催。「京都」をテーマに描いた作品92点と、京都御苑の花を描いた作品12点、さらに新聞未掲載作品17点の原画が展示される。
『美術手帖』10月号は「アートの価値の解剖学」特集。作品の価値がつくられるシステムを解明する「アートの価値の解剖学」をお届けする。
透明樹脂にアクリル絵具で金魚を描くという独自の手法で知られている現代美術家・深堀隆介。その個展「金魚鉢、地球鉢。」が、上野の森美術館にて開催される。会期は12月2日〜2022年1月31日。
吉岡徳仁は、ミラノデザインウィーク2021においてクリスチャン・ディオールの「THE DIOR MEDALLION CHAIR」プロジェクトより、新作チェア「Medallion of Light」を発表した。
グラフィック界の次世代を担う若手を発掘する公募展である第24回グラフィック「1_WALL」展が、10月1日〜11月2日に銀座のガーディアン・ガーデンで開催。会期中の10月21日にはオンライン上のライブ配信によって公開最終審査が行われ、グランプリが決定する。
シュレッダー付きのフレームによって切り刻まれたバンクシーの作品《Love is in the bin(愛はごみ箱の中に)》が、ふたたびサザビーズに出品される。予想落札価格は400万〜600万ポンド(約6億円〜9億円)。
香取慎吾がパラスポーツ支援の全額寄付チャリティ企画として「香取慎吾NFTアートチャリティプロジェクト」を発表した。
複合施設「渋谷フクラス」に新しいアートスペース「世界一小さな美術館@GMOデジタル・ハチ公」が9月5日にオープンした。オープニング展では、バンクシーの代表作《風船と少女》と、その制作活動を紹介するスペシャルムービーが展示されている。
大田区立龍子記念館で、日本画家・川端龍子の作品と現代美術コレクター・高橋龍太郎のコレクションをともに展示する「川端龍子vs.高橋龍太郎コレクション」が開幕した。そのハイライトをレポートする。
50代から油絵を始め、自宅の四畳半の一室をアトリエに絵を描き続けた塔本シスコ(1913〜2005)。その画業を本格的に振り返る初の大規模回顧展「塔本シスコ展 シスコ・パラダイス かかずにはいられない! 人生絵日記」が世田谷美術館で開幕した。本展は全国3美術館に巡回する。
現代美術と音楽の交差点から作品を発表し、革新的な活動を続けてきたクリスチャン・マークレー。その日本国内初となる大規模な展覧会「クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]」が、東京都現代美術館で開催される。会期は11月20日〜2022年2月23日。
ニューヨークとブリュッセルにスペースを持つグラッドストーン・ギャラリーが、ソウルの江南(カンナム)地区に新たなスペースをオープンすることがわかった。