• HOME
  • MAGAZINE
  • INSIGHT
  • いくつ行ったことがある? 草間彌生の作品にいつでも会える国…
INSIGHT - 2018.8.31

いくつ行ったことがある? 草間彌生の作品にいつでも会える国内の美術館をピックアップ【西日本編】

世界中で絶大な人気を誇る、「水玉の女王」草間彌生。その作品を見に世界中から来館者が訪れている国内の美術館をピックアップ! 第2弾は西日本編。

草間彌生 南瓜 1994 香川県 直島町 / ベネッセアートサイト直島 写真=安斎重男 

松本市美術館(長野県)
《幻の華》《松本から未来へ》

左から草間彌生《幻の華》(2002)、《松本から未来へ》(2016) 松本市美術館 ©YAYOI KUSAMA

 草間の生誕の地である松本市美術館では、建物正面に常設されている巨大野外彫刻《幻の華》(2002)と、ガラス面を水玉で覆った作品《松本から未来へ》(2016)が来館者を迎え入れる。

 同館ではほかにも、新作絵画シリーズ「わが永遠の魂」の作品をはじめ、草間の少女期から近年までの作品を幅広くコレクション、展示している。

 また、同館では自動販売機やベンチなども草間を代表するモチーフである水玉模様で彩られており、草間の故郷・松本でその世界観を存分に堪能できる。

丨松本市美術館

住所:長野県松本市中央4-2-22
電話番号:0263-39-7400
開館時間:9:00〜17:00 ※入場は閉館の30分前まで
休館日:月(祝日の場合、翌平日)

 

フォーエバー現代美術館 祇園・京都(京都府)
《南瓜》

フォーエバー現代美術館 祇園・京都 外観

 祇?園甲部歌舞練場内の有形文化財である八坂倶楽部を展示スペースにしたフォーエバー現代美術館 祇園・京都。日本の伝統建築を活かした総畳敷の展示空間で、伝統文化と現代美術が融合した新しい空間をつくりだしている。

 歌舞練場の隣にある巨大な野外作品《南瓜》(2007)は、美術館に入館しなくても鑑賞でき、祇園で一際存在感を放っている。

 2018年は開館1周年を記念して「草間彌生 永遠の南瓜展」を開催。様々な形・色・素材で制作されてきた南瓜作品35点を、新設の「南瓜の間」にて公開している。

 草間の代表的なモチーフのひとつとして知られる「南瓜」の作品世界を、開催中の展覧会とあわせてチェックしたい。

丨フォーエバー現代美術館 祇園・京都

住所:京都市東山区祇園町南側570-2
電話:075-532-0270
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:無休(年末年始を除く)
入館料:一般 1500円 / 中高生 1000円 / 小学生以下 無料

 

直島(香川県)
《南瓜》《赤かぼちゃ》

草間彌生 南瓜 1994 香川県 直島町 / ベネッセアートサイト直島 写真=安斎重男

 3年に1度開催される現代美術の祭典「瀬戸内国際芸術祭」の開催地として知られている、瀬戸内海に浮かぶ島のひとつである直島。

 ベネッセハウスの屋外作品のひとつである《南瓜》(1994)は、背景の美しい瀬戸内の海と相まって、自然と美術が調和する特別な場所をつくりだしている。

草間彌生 赤かぼちゃ 2006 直島・宮浦港緑地 写真=青地大輔

 もうひとつの野外オブジェ《赤かぼちゃ》(1994)は「太陽の『赤い光』を宇宙の果てまで探してきて、それは直島の海の中で赤カボチャに変身してしまった」と草間自身が語った作品。水玉のいくつかはくりぬかれており、内部に入ることができる。

 瀬戸内の豊かな自然とともに、草間の人気作品を楽しむために国内外から多くの美術ファンが訪れる直島。地中美術館などの施設とともに、ゆっくりと楽しみたい。

丨直島

住所:香川県香川郡直島町宮浦2249-49(赤かぼちゃ) / 香川県香川郡直島町琴弾地(南瓜)

 

福岡市美術館(福岡県)※2019年3月までリニューアル工事中
《南瓜》

 リニューアル休館前の福岡市美術館、草間彌生《南瓜》(1994)展示の様子 撮影=山﨑信一

 福岡市美術館は福岡市中心部の大濠公園内にあり、近現代美術と古美術を中心とした1万6千点余ものコレクションを所蔵する美術館。現在リニューアル工事に伴い、2019年3月まで約2年半の休館中だ。

 同館所蔵の野外彫刻作品《南瓜》(1994)は休館中でもイベント時には鑑賞ができる機会があったほか、リニューアル開館後も屋外で見ることができる予定だという。

 同館はほかにも草間作品を所蔵しており、全国巡回している「モダンアート再訪 ダリ、ウォーホルから草間彌生まで 福岡市美術館コレクション展」にてそのコレクションを見ることができる。2018年9月15日から横須賀美術館で開催される本展もあわせてチェックしたい。

丨福岡市美術館

住所:福岡県福岡市中央区大濠公園1-6
電話:092-714-6051
開館時間:開館時間:9:30~17:30 ※入館は閉館の30分前まで。開館延長あり
休館日:月
入館料:一般 200円 / 高大生 150円 / 小中学生以下 無料

 

鹿児島県霧島アートの森(鹿児島県)
《シャングリラの華》《赤い靴》

野外に展示されている、草間彌生《シャングリラの華》(2000、鹿児島県霧島アートの森蔵)
中庭コートに展示されている、草間彌生《赤い靴》(2002、鹿児島県霧島アートの森蔵)

 霧島アートの森は鹿児島県の芸術交流拠点施設であり、国内外の作家がこの地を訪れ、自然や歴史的・文化的な特徴を生かしながら構想したオリジナルの作品が設置される美術館だ。

 野外作品《シャングリラの華》(2000)は不老不死の桃源郷に色あざやかに咲きほこる花をテーマとし、生命・魂・希望を表したもの。また、女性の自立を象徴したハイヒールを題材にしている《赤い靴》(2002)は、草間作品の特徴である原色と水玉模様が用いられ、無機質なアートホールに強いアクセントを与える作品だ。

 霧島の雄大な景観の中で、草間の作品をはじめとする、自然と調和した彫刻作品を鑑賞できる。

丨鹿児島県霧島アートの森

住所:鹿児島県姶良郡湧水町木場6340-220
電話:0995-74-5945
開館時間:9:00~17:00 (7月20日~8月31日の土日祝〜19:00)※入場は閉館の30分前まで
休館日:月
入館料:一般 310円 / 高大生 200円 / 小中学生 150円

すべての作品画像/All images of works:© YAYOI KUSAMA

>>東日本編はこちら