書籍情報『手の中に抱く宇宙 イケムラレイコ＋塩田千春
対話集』
| 著者 | イケムラレイコ、塩田千春 |
|---|---|
| 発行 | カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 |
| 発売 | 美術出版社 |
| 定価 | 3,300円（税込） |
| 仕様 | A5変型、並製三方断、クータバインディング、箱入り、320頁 |
| ISBN | 978-4-568-10542-1 |
| 一般発売日 | 2022年4月15日 |
| 先行販売日 | 銀座 蔦屋書店 2022年4月2日 |
イケムラレイコ、塩田千春《Hands Holding the Universe》 2021年
© Leiko Ikemura, Chiharu Shiota and VG Bild-Kunst Bonn, 2022
Photo：怡土鉄夫
『イケムラレイコ＋塩田千春 対話集』
刊行記念展開催
版画付き限定対話集を販売
INTRODUCTION
ともにドイツ・ベルリンを拠点に世界で活躍するアーティスト、イケムラレイコと塩田千春。二人による作品制作の思いが語られた待望の対話集が刊行されることを記念した二人展が、銀座 蔦屋書店で4月2日（土）より開催されます。
※掲載の作品画像は、実際に展示される作品とは異なる可能性がございます
本展では、2021年にケンジタキギャラリー（名古屋）にて開催された二人展「手の中に抱く宇宙展」に出品した初のコラボレーションドローイングやイケムラ、塩田それぞれの作品に加えて、新作のコラボレーション作品も初披露されます。 そして、石を持ったイケムラの手がスキャンされた写真に、塩田が赤い糸を縫い重ねたコラボレーション作品となるエディション版画が、対話集とのセットとして数量限定販売。4月1日（金）10時より本サイトにてエントリー受付を開始します。
晩餐中のイケムラレイコ（左） と塩田千春（右）
© Leiko Ikemura, Chiharu Shiota and VG Bild-Kunst Bonn, 2022
Photo: Sunhi Mang
『手の中に抱く宇宙
イケムラレイコ＋塩田千春 対話集』
2021年春におこなわれたイケムラレイコと塩田千春の二人展「手の中に抱く宇宙」では、おたがい初めての挑戦となるコラボレーション・ドローイングが出品されました。
二人は、新型コロナウイルス感染拡大によるロックダウン状態が続くなか、拠点となるベルリンで、おたがいの家やアトリエを定期的に行き来しながら、対話を重ねてきました。本書には、その５回にわたる対話をまとめた「対話集」と二人展「手の中に抱く宇宙」出品作を収録。
対話では、コロナ禍の制作で思うこと、女性アーティストとして生きること、ベルリンの壁崩壊後のアートシーン、作品を言葉にすること、家族、日独の芸術教育、美術を教える側と教えられる側の考え、これからのアートマーケットなど、二人がおたがいの作品を見ながら意見交換をしたり、雑談をしながら、とてもリラックスした雰囲気で率直に語り合っています。
© Leiko Ikemura, Chiharu Shiota and VG Bild-Kunst Bonn, 2022 Photo：怡土鉄夫
書籍情報『手の中に抱く宇宙 イケムラレイコ＋塩田千春
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ドローイングにサインをするイケムラレイコ〔左〕と塩田千春〔右〕（第4回対話より）
© Leiko Ikemura, Chiharu Shiota and VG Bild-Kunst Bonn, 2022
Photo: Philipp von Matt -
塩田千春《Will of the Universe／宇宙のいし》2021年 展示風景（図版ページより）
© Chiharu Shiota and VG Bild-Kunst Bonn, 2022
Photo：怡土鉄夫 -
イケムラレイコ＋塩田千春 コラボレーション・ドローイング（図版ページより）
© Leiko Ikemura, Chiharu Shiota and VG Bild-Kunst Bonn, 2022
Photo：怡土鉄夫 -
イケムラレイコ《Lying Head》2021年 （図版ページより）
© Leiko Ikemura and VG Bild-Kunst Bonn, 2022
〔左頁〕Photo：イケムラレイコ 〔右頁〕Photo：怡土鉄夫
SPECIAL LIMITED
EDITION
石を持ったイケムラ自身の手がスキャンされた写真に、塩田が赤い糸を縫い重ねたコラボレーション版画作品。
展覧会開催に合わせて、版画作品が付いた数量限定特装版対話集のエントリー販売を行います。
EDITION WORK 1
「Planet in Hands」（30 ed.）
作品サイズ｜27.7cm×39.7cm
額装サイズ｜38.2cm×50.8cm×3cm
価格｜495,000円（税込）
お届け｜2022年6月中予定
※制作の進行によりお届けが早まる場合があります。
※エディションナンバー入り、アーティストサイン入り、額装あり
※版画作品のみの販売はありません。版画作品1つに対談集1冊が付きます。
※価格は作品価格となります。送料は別途お客様負担です。
EDITION WORK 2
「Planet in Hands」（30 ed.）
作品サイズ｜19cm×25.5cm
額装サイズ｜33.1cm×41.6cm×3cm
価格｜495,000円（税込）
お届け｜ 2022年6月中予定
※制作の進行によりお届けが早まる場合があります。
※エディションナンバー入り、アーティストサイン入り、額装あり
※版画作品のみの販売はありません。版画作品1つに対談集1冊が付きます。
※価格は作品価格となります。送料は別途お客様負担です。
HOW TO ENTRY
本作品は当サイトにてオンラインエントリーを受け付け、当選者を決定します。
〈オンラインエントリー申し込み期間〉
2022年４月1日（金）10:00
～4月14日（木）17:00
※本申込の当選者選定に関して、作家、ギャラリーは関与しておりません。作家・所属ギャラリーへの直接のご連絡はお控えください。
※詳細は、以下注意事項をご確認ください。
注意事項
オンラインエントリーについて本注意事項のすべてをご理解いただき、ご同意いただける方のみお申込みください。
・受付期間は日本時間2022年4月1日（金）10:00～4月14日（木）17:00です。
・通信状況や環境、ネットワークの遅延などが理由であっても、期間を過ぎての申込みは受け付けられません。
・エントリーに関するメールは「 oil_cs@bijutsutecho.com 」より届きます。弊社ドメイン「oil_cs@bijutsutecho.com 」からのメールを受信できるように設定ください。
・エントリーは、おひとり様各版画１エントリーまでとなります。
・1住所あたり日本国内在住の18歳以上の方1名のみが、エントリーを行うことができます。複数回の申込みをされた場合には、全ての申込みは無効となります。
・自らが作品を収蔵する目的で他人にエントリーを依頼したり、共に計画を立てたりそれを実行することは出来ません。
・アート販売を行う事業者やアートディーラーの方は本エントリーにお申込みいただけません。
・本エントリーは購入を保証するものではありません。お申込み後、エントリーいただいた方の中から、当社にてご購入者様を決定します。本申込の当選者選定に関して、作家、ギャラリーは関与しておりません。作家・所属ギャラリーへの直接のご連絡はお控えください。
・当選者の選定基準などについては、一切開示いたしません。
【当選結果について】
・当落結果にかかわらずお申込みいただいた方全員に、2022年5月上旬までに結果をメールにてご連絡します。
【3年間所有権移転の禁止へのご同意について】
・健全なアート取引、またアーティストや作品の価値を守るため、本作品は転売・譲渡・寄付などの作品の所有権を変更または移転する行為を禁止する期間が設定されています。本作品の購入には、オンラインでのお申込み時に「3年間の所有権移転の禁止」についてご同意いただく必要があります。尚、ご同意頂けない場合はご購入いただけません。
・所有権移転の禁止期間は2025年4月30日までです。
【ご購入・お届けについて】
・当選ご案内後のキャンセルはお受けできません。また、当選権利の譲渡、換金はできません。
・送料はお客様のご負担となります。日本国内の住所のみ発送可能です。
・作品のお届け時期は2022年6月中を予定しております。
・本エントリーにおいて、本人以外による申込みなど不正の可能性が高い、または今回の申込条件に対して不適切であると当社が判断した場合、当選発表後、代金の支払い後であってもその当選を無効とさせていただき、代金の返金手続きを行います。また、振込手数料など返金に係る諸費用は抽選申込者が負う場合があります。
【その他の注意事項】
・当社より、お申込みいただいたメールアドレスに、アート作品のご提案などのお知らせをお送りする場合がございます。配信を希望されない場合は、エントリーフォーム内該当部分のチェックボックスのチェックを外してください。デフォルトは、メール配信に同意いただいている状態です。
・万が一、転売禁止期間中にやむを得ない事情で作品の所有権の移転を希望する場合は、当社へ事前のご連絡とご相談をお願いします。（連絡先：カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 cs_oil@ccc.co.jp）
・当社への事前の連絡なく転売・無償譲渡（寄付を含む）が判明した場合、今後当社からの作品の販売をお断り致します。
・本作品の販売はTポイントが貯まりません。
※個人情報の取り扱いについてはこちらをご確認ください。
【本件に関するお問い合わせ】
cs_oil@ccc.co.jp（土日祝は対応しておりません。）
INFORMATION
対話集刊行記念展
ドイツ・ベルリンを拠点に世界で活躍するアーティスト、イケムラレイコ、塩田千春の対話集刊行記念展を開催。
2021年にケンジタキギャラリー（名古屋）で開催した二人展に出品した初のコラボレーションドローイングやイケムラ、塩田それぞれの作品に加え、新作のコラボレーション作品も初披露されます。
| 会期 | 2022年4月2日（土） ～4月13日（水） |
|---|---|
| 時間 | 11:00-20:00 ※最終日のみ、18時閉場 |
| 会場 | 銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM （イベントスペース） |
| 入場 | 無料 |
| 主催 | 銀座 蔦屋書店 |
| 協力 | Studio Ikemura/ATELIER CHIHARU SHIOTA/KENJI TAKI GALLERY |
| お問い合わせ | 03-3575-7755（営業時間内） info.ginza@ccc.co.jp |
ARTIST PROFILE
イケムラレイコ
美術家。三重県津市生まれ。1970～72年大阪外国語大学（現・大阪大学）スペイン語科に在籍後、1972年にスペインに渡り、1973～78年にセビリア美術大学で学ぶ。1980年からスイスで本格的に美術家としての活動を開始し、1986年からはドイツを拠点に活躍。作品は絵画、彫刻、ドローイングと多岐にわたり、国境や文化を越えてジェンダーや自然、生命の根源、そして宇宙へのつながりを描き出している。世界各地の美術館で数多くの個展を行い、2019年には過去最大の個展となる「土と星 Our Planet」を国立新美術館（東京）にて開催、その成果から令和元年度（第70回）芸術選奨文部大臣賞を受賞。同年「新しい海へ」と題してバーゼル美術館（スイス） へも巡回。2021年にはイギリスで初の個展となる「うさぎ・イン・ワンダーランド」をセインズベリー・センターで開催。現在はベルリン、ケルンを拠点にしている。1991～2015年ベルリン芸術大学（UdK）教授。2014年～現在、女子美術大学大学院美術研究科客員教授。
[個展]（※抜粋）
| 2022年 | 「イケムラレイコ Riding the Waves」（ティム・ファン・ラエレ・ギャラリー、アントワープ、ベルギー）、「クジャクが翼を広げるとき」（ヘルベルト・ゲリッシュ財団、ノイミュンスター、ドイツ） |
|---|---|
| 2021年 | 「イケムラレイコ HERE WE ARE」バレンシア科学とアートの美術館（バレンシア、スペイン）、「イケムラレイコ うさぎ・イン・ワンダーランド」セインズベリー・センター（ノリッジ、イギリス） |
| 2020年 | 「イケムラレイコ 東から東へ」ロストック・クンストハレ（ロストック、ドイツ）、「イケムラレイコ 光を讃えて」聖マテウス教会（ベルリン、ドイツ） |
| 2019年 | 「イケムラレイコ 新しい海へ」バーゼル美術館（スイス、東京から巡回）、「イケムラレイコ 土と星 Our Planet」国立新美術館（東京） |
| 2016年 | 「イケムラレイコ かたちの詩学」ネヴァダ美術館（リノ、アメリカ）、「イケムラレイコ･･･そして急に風向きが変わる」ハウス・アム・ヴァルトゼー（ベルリン、ドイツ） |
| 2015年 | 「イケムラレイコ 少女と虎のすべて」ケルン東洋美術館（ケルン、ドイツ） |
| 2014年 | 「イケムラレイコ PIOON」ヴァンジ彫刻庭園美術館（静岡） |
| 2013年 | 「アイ・ミグレーション」カールスルーエ州立美術館（カールスルーエ、ドイツ） |
| 2011年 | 「イケムラレイコうつりゆくもの」東京国立近代美術館（東京）、三重県立美術館（三重） |
| 2008年 | 「イケムラレイコ 昼、夜、半月」アラーハイリゲン美術館（シャフハウゼン、スイス） |
| 2004年 | 「イケムラレイコ─彫刻、絵画、ドローイング」クンストハレ・レックリングハウゼン（レックリングハウゼン、ドイツ）他巡回 |
| 2001年 | 「イケムラレイコ 数光年」ローザンヌ州立美術館（ローザンヌ、スイス） |
| 2000年 | 「イケムラレイコ 地平線を越えて」豊田市美術館（愛知） |
| 1999年 | 「けれども地平線に光あり」メルボルン・インターナショナル・バイアニュアル 1999コラボレイティング・カントリー・プロジェクツ日本パビリオン展（メルボルン、オーストラリア） |
| 1994年 | 「イケムラレイコ」ギャラリー・カールステン・グレーヴェ（パリ、フランス） |
| 1990年 | 「アルプスのインディアン」佐谷画廊（東京） |
| 1987年 | 「イケムラレイコ 絵画・ドローイング 1980年～1987年」バーゼル美術館（バーゼル、スイス）他巡回 |
［受賞歴］ （抜粋）
| 2020年 | 令和元年度（第70回）芸術選奨文部科学大臣賞（日本） |
|---|---|
| 2014年 | ケルン・ファインアート賞（ドイツ） |
| 2009年 | アウグスト・マッケ賞（ドイツ） |
| 2001年 | ドイツ批評家賞 視覚美術部門（ドイツ批評家協会、ドイツ） |
| 1983年～84年 | ニュルンベルク市の美術家賞（ドイツ） |
塩田千春
1972年、大阪生まれ。ベルリン在住。京都精華大学洋画科専攻。在学中にキャンベラのオーストラリア国立大学美術学部へ交換留学。卒業後ドイツへ渡り、ハンブルク造形美術大学、ブラウンシュヴァイク美術大学、ベルリン芸術大学で学ぶ。生と死という人間の根源的な問題に向き合い「不在の中の存在」をテーマに作品を制作。大規模なインスタレーションのほか、立体、写真、映像など多様な手法で作品を発表している。2015年、第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館代表作家に選出。2019年、25年の活動の集大成となる自身最大の個展「魂がふるえる」を森美術館で開催。その後アジア・太平洋地域を巡回している。2020年より多摩美術大学EWS特任教授。
[個展]（※抜粋）
| 2022年 | 「多様な現実」システアナ美術館（コペンハーゲン、デンマーク） |
|---|---|
| 2021年 | 「境界をたどる」エスポー近代美術館（エスポー、フィンランド）、「つながる命」カールスルーエ・アートアンドメディアセンター（カールスルーエ、ドイツ） |
| 2020年 | 「時間の交錯」ニュージーランド国立博物館 テ・パパ・トンガレワ（ウェリントン、ニュージーランド） |
| 2019年 | 「命の糸」ブラジル銀行文化センター、サンパウロ、ブラジル［巡回展:ブラジリア（2020年）、リオ・デ・ジャネイロ（2021年）］、「どこかにいる私」ベルギー王立美術館（ブリュッセル、ベルギー）、「記憶を数えて」シロンスク美術館（カトヴィツェ、ポーランド）、「塩田千春展：魂がふるえる」森美術館、東京［巡回展: 釜山市立美術館、釜山、韓国（2019年）、台北市立美術館、台北、台湾（2021年）、龍美術館、上海、中国（2021年）］ |
| 2018年 | 「身体化したかたち」南オーストラリア美術館（アデレード、オーストラリア）、「その距離」ヨーテボリ美術館（ヨーテボリ、スウェーデン）、「時を超えて」ヨークシャー彫刻公園（ウェイクフィールド、イギリス） |
| 2017年 | 「ディレクション」コーデー・ベルゲン美術館（ベルゲン、ノルウェー）、「皮下に」クンストハレ・ロストック（ロストック、ドイツ） |
| 2016年 | 「鍵のかかった部屋」KAAT神奈川芸術劇場（神奈川） |
| 2015年 | 「長い一日」K21−ノルトライン・ヴェストファーレン州立美術館（デュッセルドルフ、ドイツ）、「掌の鍵」日本館、第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展（ヴェネチア、イタリア） |
| 2014年 | 「オーバー・ザ・コンティネント」スミソニアン・サックラー・ギャラリー（ワシントンD.C.、アメリカ） |
| 2013年 | 「ありがとうの手紙」高知県立美術館（高知） |
| 2012年 | 「私たちの行方」丸亀市猪熊弦一郎現代美術館（香川） |
［受賞歴］ （抜粋）
| 2019年 | 第61回毎日芸術賞 |
|---|---|
| 2015年 | 第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館代表 |
| 2008年 | 平成19年度芸術選奨文部科学大臣新人賞 |