PROFILE
大竹伸朗 Shinro Ohtake
1955年東京都生まれ。武蔵野美術大学造形学部油絵学科を卒業。80年代初頭より、絵画を中心に音や写真、映像を取り込んだ立体作品などの多彩な表現を展開。異分野のアーティストとのコラボレーションでも知られ、現代美術のみならず、デザイン、文学、音楽など、あらゆるジャンルで活躍する。88年に愛媛県宇和島へ移住。現在も同地を拠点に活動している。代表作に2009年、香川県直島にオープンした公共浴場の《直島銭湯「I♥湯」》、様々な印刷物で飾られた小屋とトレーラーからなる《モンシェリー:スクラップ小屋としての自画像》(2012)、休校中の女木小学校の中庭に設置された《女根/めこん》など。また、写真やチラシ、雑誌の一部などをコラージュした「スクラップブック」を数多く手がけている。
■主な個展
2022年
「大竹伸朗展」 東京国立近代美術館, 東京
2021年
「残景」 Take Ninagawa, 東京
2019年
「大竹伸朗 1975-1989」 Take Ninagawa, 東京
「ビル景 1978-2019」 熊本市現代美術館 (熊本); 水戸芸術館 現代美術ギャラリー (水戸)
2016年
「Shinro Ohtake: Paper – Sight」 Singapore Tyler Print Institute (STPI), シンガポール
「時憶」 Take Ninagawa, 東京
2014年
「大竹伸朗」 Parasol unit, ロンドン
2013年
「大竹伸朗: 憶速」 高松市美術館, 高松
「大竹伸朗展: ニューニュー」 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館, 香川
「焼憶展」 INAXライブミュージアム 世界のタイル博物館, 愛知
2012年
「大竹伸朗」 アートソンジェ・センター, ソウル
2007年
「大竹伸朗 路上のニュー宇宙」 広島市現代美術館 (広島); 福岡市美術館 (福岡)
2006年
「大竹伸朗 全景 1955-2006」 東京都現代美術館, 東京
■主なグループ展
2022年
「ハワイトリエンナーレ2022: Pacific Century – E Ho‘omau no Moananuiākea」ホノルル (開催予定)
「オルタナティブ! 小池一子展 アートとデザインのやわらかな運動」 3331 Arts Chiyoda, 東京
2021年
「ART/MUSIC わたしたちの創作は音楽とともにある」世田谷美術館, 東京 (開催予定)
2020年
「東京2020 公式アートポスター展」東京都現代美術館, 東京
2019年
「MOMATコレクション」東京国立近代美術館, 東京
「タグチ・アートコレクション-球体のパレット」北海道立帯広美術館; 北海道立釧路芸術館; 北海道立函館美術館; 札幌芸術の森美術館, 北海道
「瀬戸内国際芸術祭2019」豊島, 香川
「百年の編み手たち-流動する日本の近現代美術-」東京都現代美術館, 東京
「ニュー・ペインティングの時代」高知県立美術館, 高知
2018年
「The 9th Asia Pacific Triennial of Contemporary Art」 クイーンズランド州立美術館/近代美術館 (QAGOMA), ブリスベン
「開館40周年記念展 トラベラー: まだ見ぬ地を踏むために」 国立国際美術館, 大阪
2017年
「In Focus: Contemporary Japan」 ミネアポリス美術館, ミネソタ州
「日本の絵本100年の歩み」 ちひろ美術館, 東京
「Japanorama: New Vision on Art since 1970」 ポンピドゥ・センター・メッス, メッス
2016年
「The Keeper」 New Museum, ニューヨーク
「瀬戸内国際芸術祭 2016」 豊島, 香川
「Strange and Familiar: Britain as Revealed by International Photographers」 Manchester Art Gallery (マンチェスター); Barbican Centre (ロンドン)- 2017
2015年
「An Imprecise Science」 Artspace, シドニー
2014年
「ヨコハマトリエンナーレ2014: 華氏451の芸術 世界の中心には忘却の海がある」 新港ピア, 横浜
2013年
「第55回ヴェネツィア・ビエンナーレ: The Encyclopedic Palace」 Central Pavilion, ジャルディーニ, ヴェネツィア
「瀬戸内国際芸術祭 2013」 女木島, 香川
2012年
「ドクメンタ (13)」 Karlsaue Park, カッセル, ドイツ
2010年
「光州ビエンナーレ 2010: 10,000 Lives」 Biennale Hall, 光州
2006年
「武満徹: Visions in Time」 東京オペラシティ アートギャラリー, 東京
2001年
「スタンダード展」 直島コンテンポラリーアートミュージアム, 香川
1999年
「日本ゼロ年」 水戸芸術館 現代美術ギャラリー, 水戸
「時代の体温 ART/DOMESTIC」 世田谷美術館, 東京
1991年
「キャビネット・オブ・サインズ」 Malmö Kunsthalle (マルメ); Whitechapel Art Gallery (ロンドン); テート・ギャラリー (リバプール)- 1992
1989年
「アゲインスト・ネイチャー: 80年代の日本現代美術」 ICA名古屋 (名古屋); ヒューストン現代美術館 (ヒューストン); Gray Art Gallery, ニューヨーク大学 (ニューヨーク); シンシナティ現代美術センター (シンシナティ); シアトル美術館 (シアトル); MIT リスト視覚芸術センター・ボストン銀行 アート・ギャラリー (ボストン); アクロン美術館 (アクロン); サンフランシスコ近代美術館 (サンフランシスコ)- 1991