EXHIBITIONS

小林正人 オンラインショー 「この星の絵の具」

小林正人 Unnamed #10 1998 撮影=武藤滋生

小林正人『この星の絵の具[中]ダーフハース通り52』 2020 アートダイバー発行 撮影=武藤滋生

小林正人 Unnamed #10(部分) 1998 撮影=武藤滋生

小林正人 Unnamed #10(部分) 1998 撮影=武藤滋生

小林正人 Unmade #6 1998 撮影=武藤滋生

小林正人 Unmade #6(部分) 1998 撮影=武藤滋生

小林正人 Unmade #6(部分) 1998 撮影=武藤滋生

 シュウゴアーツは4回目のオンライン企画として、画家・小林正人の自伝的小説『この星の絵の具』(アートダイバー)を取り上げる。

『この星の絵の具』は2018年に上巻が刊行された3部作。シリーズ第1作目の上巻「一橋大学の木の下で」では、「せんせい」との運命的な出会いを通じて絵画の世界へ導かれ、描くことで成長する少年・小林正人の姿が広く感動を呼んだ。中巻「ダーフハース通り52」では、日本のアトリエを飛び出した著者をめくるめく絵画的冒険の旅を描写。時は1996年、国際的なアートシーンを駆け回り、キャンバスを張りながら描くという、独創的な絵画スタイルを獲得した小林の青年期を綴った傑作となっている。

 本展は『この星の絵の具』の言葉にのせて小林の絵画の一端を紹介するとともに、小説の舞台である90年代当時に制作された大作2点をオンラインで公開する試み。これらの大作はその大きさから日本ではあまり発表されてこなかったものだが、今回のために作家立会いのもと作品を撮り下ろし、細部まで映像として鑑賞を可能にした。オンラインショーの公開は2月20日から。