ジョージ・ルーカス、LAに
10億ドル規模の博物館開館へ

『スター・ウォーズ』シリーズや、『インディ・ジョーンズ』シリーズで知られる世界的映画監督、ジョージ・ルーカスが、自身の博物館「ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティブ・アート」(以下ルーカス博物館)を2021年に開館させると発表した。場所はロサンジェルスのエクスポジション・パーク。

ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティブ・アートの外観イメージ

ジョージ・ルーカスが10億ドル(約1129億円)を投じてオープンさせる「ルーカス博物館」は、これまでルーカスが蒐集してきた、ドガやルノワールなどの美術作品を展示するだけでなく、『スター・ウォーズ』シリーズなどの関連資料、ホックニーやウォーホルを含む、デジタルで制作された作品も「デジタル・アート」として展示。

同館についてルーカスは、「ハイ・アートとポピュラー・アートがバリアフリーにつながる博物館」としており、館名に「ナラティブ」(物語)を冠するとおり、あらゆる「ストーリーを持つもの」を収集・展示していくという。また、映画にも力を入れており、過去の名作から現在の作品までを毎日上映する予定だとしている。

建物は中国出身の建築家、マ・ヤンソン(MAD Architects)によるデザインで、有機的な曲線が特徴。ギャラリー面積は8300〜9290平方メートルで、建設費用はルーカスが負担するため、税金は投入されないという。

ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティブ・アートの外観イメージ

編集部

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