2021.9.14

森美術館の「アナザーエナジー展」、2022年1月まで大幅に会期を延長。次回Chim↑Pom展は延期に

今年4月末からスタートし、9月26日に会期終了を予定していた森美術館の「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人」が、2022年1月16日まで会期を延長することを決定した。

森美術館エントランス

 9月26日に会期終了を予定していた森美術館の「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人」が、2022年1月16日まで会期を延長することを発表した。

 4月22日に開幕した本展だが、4月25日〜5月31日は政府による緊急事態宣言発令を受け、新型コロナウイルスの感染予防および拡散防止のため臨時休館していた。

 展覧会では、世界各地で挑戦を続ける女性アーティストの活動に光を当てる。年齢は71歳から105歳まで、出身地はベイルート、イギリス、カイロ、スイスなど世界14ヶ国におよび、現在の活動拠点も多岐にわたる女性作家16人の実践を紹介している。

 本展の会期延長に伴い、同時開催の「MAMコレクション013:さまざまな線、宇宙のぜんぶ̶草間彌生、プラバヴァティ・メッパイル、ツァイ・チャウエイ(蔡佳葳)」「MAMスクリーン014:シプリアン・ガイヤール」「MAMプロジェクト029:オスカー・ムリーリョ」の会期も同じく変更。また、アーティストトークなどのラーニング・プログラムも追加で実施予定となっている。

 なお、10月21日〜22年1月30日に開催を予定していた同館の次回展「Chim↑Pom展(仮)」は延期に。新しい会期は後日発表される。