2020.5.19

休館中の「ピーター・ドイグ展」、展覧会VRが無料公開

新型コロナの影響で現在休館中の東京国立近代美術館は、「ピーター・ドイグ展」の展覧会風景をVRで公開した。

「ピーター・ドイグ展」のVRより
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 開幕直後に臨時休館入り、5月19日現在も閉ざされている東京国立近代美術館の「ピーター・ドイグ展」。その展示風景が、VRで公開された

 同展は、「画家の中の画家」とも称されるピーター・ドイグの日本初個展。展覧会は3章構成となっており、複数の大型作品が出品されていることも本展の特長だ。なかには幅3メートルを超える超大型作品もあり、VRグラスを使えば、その様子をより現場に近い感覚で体験することができる。

「ピーター・ドイグ展」のVRより
「ピーター・ドイグ展」のVRより

 なお新型コロナによる休館では、国立科学博物館や岡本太郎美術館、森美術館などが展覧会のVRを採用。空間全体をオンラインでアーカイブする手法として、注目を集めている。