EXHIBITIONS
白井美穂「Time Is Vertical」
1990年代に日用品や工業製品を使った大胆なインスタレーションで注目を集め、以後、自然界と文明社会の日常的な象徴との交換が可能な境界について探究してきた白井美穂。インスタレーションに加え、立体や映像作品などその表現媒体は多岐にわたる。
近年は絵画やタペストリー状の作品の限定されたフレームの中に異なる時間を織り込み、天体や波の動き、無限性について示唆した制作を展開。府中市美術館の「絵画の現在」展(2018)への参加など、絵画作品の評価が高まっている。
本展では、うねる波や渦、大気の流れといった自然界の要素を、変転する鮮やかな色彩と形象とに置換した絵画作品を発表。また、宇宙空間における遠大な距離を示唆しながら、卑近な看板や標識、カードゲームなどの形状を用いて制作された立体やレリーフ作品を展示する。
近年は絵画やタペストリー状の作品の限定されたフレームの中に異なる時間を織り込み、天体や波の動き、無限性について示唆した制作を展開。府中市美術館の「絵画の現在」展(2018)への参加など、絵画作品の評価が高まっている。
本展では、うねる波や渦、大気の流れといった自然界の要素を、変転する鮮やかな色彩と形象とに置換した絵画作品を発表。また、宇宙空間における遠大な距離を示唆しながら、卑近な看板や標識、カードゲームなどの形状を用いて制作された立体やレリーフ作品を展示する。